小平つかさのHAPPINISTブログ

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人城を頼らば、城人を捨てん

「もっと人に頼りなさい…
  人に頼るのも1つの能力なんだから…」
そうある人に言われ、すぅーっと気持ちが軽くなり体の力が抜けました。
人に頼ることや人にお願いすることは
私はとてもとても実は苦手なのです。。。
幼いころから、自分でできることはすべてしなさいと育ってきました。
人にお願いしたり頼ること=「依存する」=怖い、悪い
いつしか人に依存することは怖いことだと
自分の中に叩きこんでいたので
人にお願いしたり、頼ったりすると
「申し訳ない」という気持ちが先行してしまい
いつしか人に頼れない自分になっていました。
頼れるのは、自分自身。
女の子の必殺技「甘える」「おねだりする」も苦手なのです。
甘え上手な人やお願い上手な人を見るとうらやましいと心で思いながらも
自分は自分で解決しようと思って人一倍頑張ってしまいます。
でも一人で頑張っても限界はあるものです。
天下の織田信長の名言で
「人城を頼らば、城人を捨てん」
というのがあります。
今は便利で高度な道具がいつでも手に入れることができる世の中。
しかしそれを作っているのは「人」。
道具に頼ると人は強くなり、また人は弱くなります。
大事なことはそれを扱う「人材」だと信長は述べています。
人が、何かを成すためには、
物だけに頼っていてはだめであるということ。
たとえば、今の時代、パソコンが進化してきてネット環境が整備されて
便利な時代になって、なんでも調べれば解決出来るようになりました。
私も必ず人に聞く前にまず自分で調べるようにしています。
ただ調べもしないで人に聞くだけの場合は、
不必要に人に頼り不快感を与えてしまうことがありますから
「まずは自分で調べる」という行為は
自分の能力を高めるのには絶対必要不可欠な要素です。
ですが物(パソコン】だけに頼りきってしまうと
自分で考えることを忘れてしまったりします。
たしかにパソコンに頼ると、漢字を忘れたり、
計算がすぐできなくなったりします。
城の優劣は、城によって決まるのではなく
そこに居る人によって決まるのだといいます。
=道具には頼れても、人に頼ることが苦手な人。
つまり一番よくないのは、なんでも自分でやってしまう人。
まったくの独力で高い成果を上げる人は、ほとんどいないということ。
私はこれにあてはまるなぁと思ったのです。
=道具には頼れても、人に頼ることが苦手な人
人に頼ることができない人の特徴・・・
責任感が強く周りを巻き込まず自分だけでどうにかしようとするい人
人に頼ることが無責任だと考えてしまう人
人からできない人だと思われると気にしてしまう人
うん・・・どれも当てはまるなぁと。。。
どんな人でもできないことはあるもので、
人の力を借りて問題を解決していくことも重要だというのです。
「凡才でも成功する」という本には
「人に頼ることのできる人間は成功する」と書かれています。
「人に頼ることにできる能力」も成功には不可欠だということです。
どちらに偏ってもダメであって
頼り、頼られることが自然と出来るようになるのが一番いいということ。
何かを成し遂げる人は、ひとりきりではなく
優れた人材が自然に廻りに集まってくるもの。
人を惹きつける魅力こそが、
本当の力だということなんですね★
そんな信長も人を信じすぎて裏切られ
最後を終えたわけですから
頼り過ぎもダメなわけで
すべてはバランス。
何事も偏らず、相互のバランスが大事(^^)
私もほんとに困ったときや窮地に立った時
ありがたいことに
助けてくれ親身になってくれる
仲間や先輩、家族や友達がいます。
そういう貴重な存在の方たちに
常に感謝し大事にしつつ
人に頼られつつも
「人に頼ることにできる能力」
「人を惹きつける魅力」を
この先、少しずつ身につけて行きたいなと思う
今日このごろです。

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